2014年11月14日金曜日

スペインでアパートを探す方法

はじめに、スペインで最も経済的に住む方法は、ルームシェアだと断言できます。ここでは、アパートのルームシェアの良い部分と悪い部分について、住居を賃貸する際の流れなどについて、様々な角度からお教えしたいと思います。

ルームシェアについて

通常、ルームシェア用のアパートには、共用部分に台所、リビング、トイレやお風呂(アパートによっては複数)があり、それぞれがそれらを共有し、ひとつ屋根の下に住んでいます。食料の購入、料理、食事などを各自がそれぞれ行うか一緒に行うかは、住んでいる人たちとの生活リズムや習慣によります。また、洋服の洗濯や掃除も場合も同じです。中でも掃除はアパートごとにルールがあったりします。例えば、汚したら汚した人がその都度きれいにする、当番制で掃除をする、などです。水道光熱費やインターネット代は、1ヶ月または2ヶ月ごとに住んでいる人たちで割って支払います。

続いて、あなたがスペインに来た時に見つけることができるシェアの仕方の代表的なものをお教えします。
大学生、大学院生とのシェアの場合、そのほとんどが18歳から30歳です。
働いている人たちとのシェア。より安く住めるルームシェアを好んで選んでいます。
離婚した人や年長の独身者の場合、経済的な理由でルームシェアをしていることがあります。しかし、これはあまり多くなく、まれな例でもあります。

疑問としては、例えば、月の途中に来た場合、家賃の全額を支払わなければならないのか、それとも日割りで支払うのか。(今回の場合は半月)答えは後者の「日割りで支払う」です。
次は、ルームシェアの良い点、悪い点について。そのひとつは値段です。寮やホームステイをするよりもとても安いということです。しかし、寮やホームステイの家賃というのは、理由があって高めに設定されているということに留意しなければなりません。というのも、水道光熱費やインターネット代、そして食事がついているからです。なので、住居を探す際にはルームシェアとホームステイ、寮の家賃の差はどこから来ているのか、実際の家賃はどれくらいなのか知る必要があります。



ルームシェアの良い点、悪い点について

そのひとつは値段です。寮やホームステイをするよりもとても安いということです。しかし、寮やホームステイの家賃というのは、理由があって高めに設定されているということに留意しなければなりません。というのも、水道光熱費やインターネット代、そして食事がついているからです。なので、住居を探す際にはルームしぇとホームステイ、寮の家賃の差はどこから来ているのか、実際の家賃はどれくらいなのか知る必要があります。


ルームシェアにおける、他の主な利点としては、時間の自由度です。例えば、寮やホームステイでは、x時以前に帰宅しなければならないなどの時間的制限があります。また、居住者以外の訪問の制限もあるため、友人と集まって家で一緒にご飯を食べたり遊んだりということが困難になることがあります。アパートでもそのような制限や、さらに厳しいルールが課されることもありますが、それは特にシェアをしている人たちで取り決められます。

これまでに述べてきた良い点に反する最も明らかなことは、掃除、料理、洗濯、買い物などを自分自身でしなければならないことです。つまり、ホームステイや寮ではする必要がないことを自分自身でしなければなりません。

もうひとつ悪い点があるとすれば、スペイン人との関係を持つことが難しいということです。日本ではルームシェアという概念が根付いていないため、間違った印象を与える可能性があります。というのも、あなたは、ホームステイや友達同士で住む場合と同じような人間関係をルームシェアでも持つことができると考えているかもしれませんが、見ず知らずの人々がひとつ屋根の下に住むということは、それぞれが独立した生活を送り、朝に軽く挨拶をしたり時間がある時に軽く話したりというものがほとんどなのです。一般的に、彼らは彼ら自身の生活を送り、あなたはあなた自身の生活を送るため、ホームステイでの生活とは異なるのです。そのため、共用スペースに行った時などに彼らの大学の友人や会社の同僚とアパートで会うことも珍しくはありません。それが毎日起こるというわけではありませんが、それは同居人にもより違いますし、もちろん新たな同居人と追い関係を持とうと積極的に話しかけてくる人もいますし、一緒にご飯を食べたり飲みに出かけたりする人もいます。しかし、それはよく起こり得ることとは言えません。もっともポピュラーなのは、先ほど述べたように、ひとり一人が独立した生活を送ることなのです。



このようなアパートを探す際の様々な方法について

これは、日本にいるうちは理解しづらい方法と言えるでしょう。しかし、もっともシンプルで、事実日本でも最もシンプルな方法でしょう。

その前にひとつはっきりさせておきたいことは、この方法はビザなしで滞在できる3ヶ月未満の滞在者、もしくはすでにビザを取得している人に限られます。その理由は簡単で、通常ルームシェアをする際の契約はビザ取得のための申請には使えず、申請に使用するにはアパートのオーナーが特別な書類を用意したりする必要があり、時間とお金が余計にかかるため、どのアパートオーナーもこの手続きをやりたがりません。というのも、通常、アパートでは部屋を貸す際には次の月に借りる人を探します。例えば、ある人が出て行くことになった場合、空き部屋を作らないために次に借りる人をできる限り早く探すため、どのオーナーも何ヶ月も先に来る人のために面倒な手続きをしたがらないのです。また、来るはずだった人が最終的に来なくなり全てが無駄になるというようなリスクも冒したくないのです。だからこそ、ルームシェアが最も安いという理由でもあります。(いくつかの学校にはルームシェアができるアパートがありますが)ルームシェアとは逆である学校の寮は、ルームシェアとは違いとてもコストがかかります。なぜなら、学校は先述したリスクを冒し学生を受け入れているためです。例えば、グラナダでルームシェアをする場合は月におよそ200ユーロがかかりますが、学校が用意するビザ申請に利用できる住居は月に約500ユーロです。私の意見では、学校の用意する住居に住むよりも、他の方法の2倍ほどコストがかかってしまいますがホームステイの方が良いと思います。なぜなら、ホームステイ先の家族は、あなたが知らない街のこと、いろいろな疑問やスペイン語の練習という点であなたを助けてくれるからです。

そのため、多くの日本人がその方法を選んでいます。その際、ビザを取るまでの間、はじめにホームステイを選び、ビザ取得後もそのまま住むことを望めば住み続ける(その場合は早めにその旨を伝えることが望ましい)、またはルームシェアに切り替えるといったことを私はおすすめします。

3ヶ月未満滞在の人でルームシェアをしたい場合は、最初の週はホステル、ホームステイや寮などに滞在し、その間に住みたいアパートを探すことをおすすめします。



どのようにアパートを探すか

私たちがアパートを探す際、以下に記述する方法で探します:

*インターネットで探す。インターネット上には、ルームシェア用のアパートを探すサイトがたくさん存在するため、例えばGoogleに「alquiler piso compartido en Madrid(ルームシェアアパート賃貸 + 街の名前)」と打ち込むだけで探すことができます。この方法では、一度、サイト上で街の中から学校があるエリアや住みたいエリアを選択してアパートを探す必要があります。

*張り紙広告で探す。これは、大学の学部、語学学校や図書館などの付近でアパートを探す最もポピュラーな方法です。この方法で興味深いのは、それらのアパートは広告が貼られているエリアに位置し、その付近にある学校等の施設からも近くに位置しています。さらに、仲介業者などを通さず、手数料を払う必要がないため、少しだけ経済的に借りることができます。このような広告の例としては、「xxエリアでルームシェアをする人を探しています。住人は静かな人たちで、非喫煙者です。アパートには暖房、オーブンなどが付いています。興味がある人は6XXXXXXまでお電話ください」というものがあります。

*業者を通して探す。この方法は不動産業者に自分の住みたいエリアとアパートの条件を伝え、探してもらうというものです。通常この方法は先述した方法よりも高いコストがかかります。

条件にあったアパートが見つかれば、電話をして興味があることを伝え、実際にアパートを見に行くだけで済みます。一度そのアパートに決めてしまえば、あとはアパートのオーナーかその代理人と契約し、アパートの保証料を支払うだけです。その保証料は備品の破損等がなければ契約終了時に返却されます。

さあ、あとはあなたの新しい住居を探すだけです!


最後に


一見、複雑そうに見えますが多くの需要供給がある為、人々はそれらに慣れており、ルームシェアまたはアパートの一室を探し、契約する事は何の問題もないでしょう。

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